未来住宅は収納アプリでスペースを確保!ガラスを使った収納術とは!?

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現代の日本の限られた住空間では、多くの人が収納スペースに頭を悩ませています。技術の進化で、家電などはどんどんコンパクトになっていますが、欲しい家電が増えてきた結果、むしろ収納スペースは以前より必要となってきているのではないでしょうか。今回は収納に役立つアプリの話題です。

様々なアプリの登場で「収納」のイメージが変わる

IT技術の進化で「クラウド」というデータの管理方法は、もはや当たり前ともいえるほど広まってきました。ビジネスの場面では、今まで個々のストレージに保存していたメールや各種コンテンツといったデータを集約・管理し、インターネットを経由して、まるで雲(Cloud)のように保存し、利用できるようなサービスが登場しています。さらに仕事の場面だけではなく、家庭の管理方法にまでクラウドサービスが活用される時代がきています。

○電子書籍アプリ
自宅に本棚をつくるように、クラウド上の本をスマートフォンやPCなどで呼び出して、好きな時に好きな場所で本が読めます。

○データ管理アプリ
WEBページ、レポートなどのPDFファイル、新聞・雑誌を撮影した写真、SNSで参考になった記述などを集約。また取扱説明書、各種お客様番号、服や部屋のサイズ、シリアルナンバー、電球など、暮らしに必要なものを管理、出先で確認することも可能です。

○クローゼット管理アプリ
自分の持っている洋服を一元管理。無駄な買い物を防止できる上に、自分の服と他のユーザーの服を組み合わせて「新たな着回し」を発見することも可能です。季節外の洋服を預かってくれる各種サービスと合わせれば、よりスペース削減になります。

○買い物アプリ
買い物リストにカメラ撮影の写真やチラシもメモできます。買い物電卓やイベントのスケジュール管理カレンダーなども活用できます。

上記のアプリを活用すれば、自宅内にモノを置いておくスペースが抑えられ、モノの管理も容易になります。

映像が投影できるガラス技術の進化

ガラス技術
ガラスへの映像投影技術の進化も住まいの収納のあり方を変えていく可能性があります。
ガラスメーカーのA社では、透明なガラスに映像が投影できる技術を完成させました。見た目は普通のガラスですが、プロジェクターで画像や映像を投影すると、ガラスがスクリーンに早変わりするという技術です。2015年4月にイタリア・ミラノで開催された世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ」にブースを初出展し、「従来のデジタルサイネージの概念を覆す、ガラスによる情報と空間の新しい関係を提案する」と発表、話題となりました。

高さ3メートルの場所に100枚のガラス、プロジェクター7台、30台のモジュールLED、3台のLED投光器を利用してガラスに映像を投影し、特殊加工を施すことにより、透明なのに映像が投影できるという新製品です。普段は普通のガラスのように使っていても、鮮明な映像が映し出せるという優れた技術です。

住まいには窓ガラスが当たり前のように設置されています。そんな窓ガラスに採光、眺望、断熱といったこれまでの機能に新たにディスプレイ画面という機能が加わることになります。ガラスを通して景色を眺めるだけではなく「テレビ画面が映る」「コンサート風景が広がる」「会社の同僚と会議する」「外国に住む家族が食卓を一緒に囲む」といったことが、家庭のリビングで行われるようになるかもしれません。

さらに、「デジタルの棚から見たい映画や読みたい書籍が自由に選べる」「気候と目的に合ったワードローブデータが映し出され、プロのスタイリストがすすめるコーディネートを参考に服選びをする」なども当たり前の日常になる可能性があります。そんな装置と収納アプリが登場すれば、住まい自体が大きなタブレットのようになってくるかもしれません。

「未来住宅」の可能性を探るHOUSE VISION

未来住宅
日本人の暮らし方を具体的に提示するためにつくられた情報発信と研究のプラットフォームHOUSE VISIONは2011年に設立され、建築家、研究者、多様な企業、行政などが研究を重ねて、着実に進化を遂げています。2013年には「新しい常識で都市に住もう」を理念とした展覧会「HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION」を開催。「家」を基軸とした新しい産業の可能性を提示してくれました。

さらに2016年7月に開催された「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」の展示テーマは「Co-dividual 分かれてつながる 離れてあつまる」。独り住まいの世帯が増加するにつれて、都市や地域が「個」に分断される状況になっています。それをクラウド技術や移動、セキュリティサービスの進展により、新たなつながりやまとまりを生み出すという試みです。

近い将来、クラウド技術やアプリの活用によって、「収納」のあり方が変わっていくことになると、「住まい」や「生活スタイル」の考え方も大幅に変わるかもしれません。

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