【後編】産学連携で若者のアイデアを採用『産学連携によるイベントでもたらされる企業のメリット』

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森田昌伸
レオパレス21で盛んに行われている「産学連携」の試みについて、前編では活動の具体例やそれによる効果や反響について伺いました。後編では、実際に企業にもたらされるメリットについて、引き続き、賃貸事業部の森田昌伸営業部長(写真右)と原英太郎マネージャー(写真左)に伺います。

累計3万件以上と大ヒットの「お部屋カスタマイズ」活況にも産学連携が一役

Q:学生のレオパレス21へのイメージは賃貸事業という印象が強かったかと思われます。こうしたイベントによって、変化は感じられていますか。

原:もともとは、日本の賃貸アパートの古くからの慣習として、“原状復帰”が強く言われてきており、壁紙に個性的な装飾を施すことや、壁に釘や鋲を刺すというのはご法度とされていました。それが、「お部屋カスタマイズ」を始めたことで、レオパレスの物件であれば自分らしいお部屋、友だちを呼びたくなるお部屋にできるというメリットが、若い入居者様のステータスとしてアピールにつながっています。お部屋を自分好みにカスタマイズできるということには大きな魅力と感じていただいており、これまでも学生間の口コミでお友だちのご紹介や店舗にお連れいただいておりました。そこから、美術系やデザイン系の学校とのコラボで「お部屋カスタマイズ」を活用したコンテストイベントなどを実施したことで、認知度はさらに上がりました。

森田:実際に、人気の壁紙デザインは残しつつ、最新トレンドも取り入れて刷新を続けていることもあり、「お部屋カスタマイズ」は2012年5月のスタート以来、2016年5月現在で累計3万件以上というご契約をいただいております。ご契約されたお客様へのアンケート調査でも、8割以上の方から満足という回答を得ており、特に女性の学生様からの圧倒的な支持が目立っているようです。今後もイベントで弾みをつけていきたいですね。

レオパレス21のイメージを数多く持っていただくため、戦略的に展開を

アクティブラーニング
Q:「産学連携」によって、若い方たちからの評判に変化はありましたか。

森田:主に、学生のキャリアアップを目的とした評判に、変化があったと思います。学内の学びだけではなく、「アクティブラーニング」といった形で、われわれ企業が持つノウハウやリソースから学外の学びを取り入れる。それによって学生の方々の自立や挑戦に役立つアクションプランとして、位置づけられているようです。また、「お部屋カスタマイズ」を用いた産学連携のほかにも、キャリア形成活動支援として多くの大学とインターンシップの企画を実施して、昨年度は288名もの学生様が参加されました。こうしたことからも、当社への注目度が上がっていると思われます。先日、東京本社で行った、当社が「キャリ活」と呼んでいるキャリア形成活動支援イベントには、約200名もの学生の方々が参加されました。当社が法人契約している企業様と学生様との架け橋となっています。これは「住まい」を提供する企業のレオパレス21というイメージに加え、様々な事業・活動を行っているひとつの企業として関心を示してくださっているのではないかと感じています。

社内リソースを最大限活用することで、様々なソリューションを提供

お部屋カスタマイズ
Q:教育機関への営業的アプローチの方法は変わりましたか。

森田:変わりましたね。もともとはやはり、賃貸事業のイメージが強かった当社が「産学連携」を提案することに対し、多角的な取り組みに驚かれる学校様も当初は多かったです。教育業界の市場においてアクティブラーニングという観点から、企業との連携による学外からの学びを通じて、優秀な人材の育成を図りたい学校側の意向も大いに伺え、双方の思いがマッチして、産学連携の取り組みを加速させたのではないかと思います。

原:当社の事業も多角的なものになり、学校の抱える課題を解決するための自社リソースの活用ノウハウや自社取引企業とのお引き合わせによる解決など、ソリューションプロバイダーとしてのアプローチが可能となりました。それらの解決方法が、いわば「産学連携」であり、アプローチの方法は格段に変わったと実感しています。実際、学校に伺う時も、窓口は学生の生活全般を取り仕切る学生課とは限りません。就職課や入試広報課そして学務課、国際課など、様々な部門にお伺いしています。「お部屋」を提供する会社というだけではなく、学生様にとっての発表の場、企業体験を積む場、コラボレーションを提案できる場としてなど、いろいろな意味でお役に立てる存在としてお話ができるのです。当社の海外事業などについてご説明すると、グローバルな人材育成に力を入れられている学校様にはご興味をもっていただくこともあります。例えば、アセアン地域にある当社部門で、インターンシップの受け入れを行うといったことも提案できるのです。このようなことで、レオパレス21という企業を多方面からご理解いただければ、ありがたいですね。

Q:今後の「産学連携」の新たなご予定はありますか。

森田:賃貸と建築請負をコア事業とする当社では、自社のリソースを活用した産学連携企画を数多く展開し、学生のクリエイティブな発想をもとに、それぞれが抱く課題解決を具現化してまいりました。今後は、より楽しく、参加しやすく、学生らしいLabを発足し、「イノベーター」の輩出を目的とした運用を想定しています。学生とのコミュニティづくりをさらに強化し、学生と企業が双方の課題解決を行っていく形を様々な学生様と行っていく予定です。

(プロフィール)
レオパレス21
賃貸事業部
学校法人営業部営業部長
森田昌伸
1990年の入社以来、賃貸事業部の地域営業責任者を歴任し、2014年の学校法人営業部立ち上げから担当。

レオパレス21
賃貸事業部
学校法人営業部 首都圏ブロック 
マネジャー
原英太郎
学生時代の接客アルバイトでの経験で、お部屋探しの提案・アドバイスに興味をもち、2006年入社。2015年より学校法人営業部。現在、首都圏・1都4県で提案する9名のグループを統括。

学パレス レオパレス21と学校の様々なコラボレーション企画
http://www.leopalace21.com/gakupalace/

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