【後編】賃貸住宅も十人十色の時代に!「my DIY」の狙いとは『「my DIY」で空間全体を楽しむ暮らしへ』

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レオパレス21の「my DIY」では、お部屋の壁1面の壁紙を無料で貼り替えることで、壁だけではなく、空間全体を楽しむ暮らしを提案しています。「my DIY」で実現できるDIYの形やそのメリット、今後の展開などについて、前編に引き続き、賃貸事業部営業企画推進部営業企画課の三條正吾課長に伺いました。

「my DIY」でできる「プチDIY」を楽しむ暮らし

Q:「my DIY」では、どういった形でDIYが楽しめるのでしょうか?

A:壁紙を貼り替えた壁は、壁の石膏ボードの下地を傷めない範囲で、自由にDIYできます。ウォールステッカーやマスキングテープを貼ったり、ペンキを塗ることもできますし、石膏ボード用のピンで固定するタイプの棚を取り付けることができます。また、例えば、天蓋付きのベッドをつくってみるなど、壁だけではなく、部屋全体を楽しもうという提案をしています。

次に入居する方が「my DIY」を希望されれば、好みの壁紙を選んでいただき、「my DIY」でなければ、白い壁紙に戻しています。「my DIY」では退去後に壁紙を貼り替える前提ですので、壁は自由に自分好みにできるのです。

Q:対象物件以外でも、壁紙の張り替えが可能であったり、他の面の壁紙も変更したりできるのでしょうか。

A:「my DIY」として設定している物件以外でも、有料で壁紙を変更することができますし、その壁は自由にDIYできます。費用は違ってきますが、入居後に壁紙を変更することも可能です。

「my DIY」は室内、あるいはトイレのどちらかを選んで、1面を貼り替えられるものです。なお、有料サービスで複数面や天井まで貼り替えることもできます。

古い物件だから「DIY可」ではなく、新築も「my DIY」に対応

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Q:「my DIY」はどのようなサービスが強みなのでしょうか。

A:古い物件で入居者が見つかりにくいから、DIYを提案しているのではないことが、他社との大きな違いです。「my DIY」は全国の物件で展開しており、新築物件も対象になっています。

オーナー様から一括借り上げをしているサブリースという形態のため、レオパレス21の裁量でサービスを提供できるのが強みです。入居率によってオーナー様の収益は変わりませんが、「my DIY」などのサービスを通じて、入居率が高まることでご安心いただけるのではないかと考えています。

また、他社のDIY可能物件は、壁紙を自分で貼り替えることが多いですが、素人がDIYできれいに貼るのは、なかなか難しいものです。「my DIY」ではプロの職人が貼り替え作業を行っており、美しく仕上がった状態で入居していただくことができます。入居する方にはその先をDIYで楽しんでいただければと考えています。

「my DIY」で楽しめるスタイルを発信

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Q:「my DIY」を始めて、どういった反響がありますか?

A:「my DIY」の物件にお住まいの方からは、「親や友だちなどに見せたくなった、自慢したくなった、部屋に呼びたくなった」という声をいただいています。

また、これは「お部屋カスタマイズ」の時代からですが、どんなことができるのか、なかなか伝わりにくかったので、ショールームをつくり、テーマを決めてコーディネーション例を社員でつくるなど、5年間かけて認知拡大を進めてきました。人気のある「フレンチガーリー」は、ブリックタイル風の壁紙にマカロンカラーのペイントを施した石膏ボード用の市販の棚などを取り付けています。

「DIY」というと身構えてしまうお客様もいらっしゃるのですが、私たちは「プチDIYしませんか」という気軽に楽しめる提案をしています。100円ショップなどで売っている雑貨や小物、収納にペイントして、取り付けるだけでもDIYなのです。

Q:「my DIY」をさらに広めていくうえで、どのような試みを行っていますか。

A:インテリア写真の共有サイト「ルームクリップ」に企業ページを設けて、「my DIY」チームによるプチDIYなどを紹介しています。「my DIY」の提案として、壁面にマスキングテープを使用してアートを制作する「マスキングテープアート」は、1年を通した各月をテーマに「桜」、「七夕」、「ハロウィン」「クリスマス」などを投稿しています。また、空間のコーディネートとして天蓋のあるナチュラルテイストのお部屋やアクティブなメンズスタイルのお部屋などDIYの要素を盛り込んだお部屋のイメージも投稿し、着実にフォロワーを増やしています。2016年の3月から始めて、フォロワー数は700を超えました。また、他のSNSなども積極的に用いて認知拡大に努めています。

産学連携では、東京、名古屋、大阪、鹿児島の学校とコラボ企画を行い、レオパレス21がお部屋を提供し、インテリアメーカーが素材・材料を提供、学生がその土地らしさを考案し、見事にお部屋に表現していただきました。このような活動を通して、学生の皆様には「自分のアイデアが実現できる機会」として学校側にも大変ご好評をいただいております。

Q:「my DIY」の今後の展開を教えてください。

A:ゆくゆくは、「my DIY」で使える「DIYキット」の販売を行っていきたいと考えています。壁だけではなく部屋全体をコーディネートするとなると、住まう人のライフスタイルにも深く関わってきますので、「my DIY」としてのライフスタイルも提案していきたいと考えています。10代、20代の若者に「my DIY」のお部屋で暮らしてもらうことで「壁紙を変える文化」をより広めていき、多くの若者の心に響く企画を今後も展開していきます。

(プロフィール)
株式会社レオパレス21
賃貸事業部営業企画推進部営業企画課
課長
三條正吾

1996年に株式会社レオパレス21に入社。アパート設計や店舗設計、住宅設計などに携わった後、2012年から現職のmy DIYに取り組む。

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