集合住宅革命! こんなに便利、スマートロックのある暮らし

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近頃、スマートフォンなどで施錠・開錠できるスマートロックを、集合住宅に導入する事例が見られるようになってきました。スマートロックには合鍵の受け渡しが不要になったり、外部から施錠できたりするといったメリットがあります。
住まいの鍵がスマートロックになることで、暮らしはどのように変わるのか、集合住宅に導入する場合のメリットについて解説します。

管理の仕組みや人員配置の負担を大きく軽減するスマートロック

スマートロックは、基本的にスマートフォンの専用アプリと錠の開閉機器で構成されています。専用アプリを通じて施錠・解錠を指示、Bluetoothなどの通信を用いて錠の機器と接続し、従来の鍵に相当する認証情報を送るといった仕組みとなっています。その便利さは、ICカード対応のコインロッカーを利用したことのある方なら分かりやすいかもしれません。荷物で手がふさがっていても、小銭を探して服のポケットをさぐる必要もなく、ICカードでタッチするだけです。時間貸し駐車場を活用したカーシェリングも、スマートロック機能によって今までのレンタカーのような事務所と人手を必要とせず、この数年で爆発的に数を増やしています。そうした状況は、このスマートロック機能の安全性の賜物とも言えるでしょう。

一般住宅のスマートロックは、2015年頃から国内で多くの製品が出荷されるようになり、中にはクラウドファンディングで目標を大きく上回る資金を集めて商品化に成功したものもあります。その際に基本機能としてアピールしたのは、スマートフォンを使って簡単に鍵を開け閉めできることと、LINEやFacebookなどのメッセージ機能を通じて家族や友人と鍵をシェアできるという点でした。

内見者やメンテナンス会社などへの一時的な鍵の発行も可能

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シェアハウスなど複数人数間で鍵の共有ができ、不動産物件管理や内見、ハウスキーピングサービスをはじめとする時間や機会を区切って鍵の認証を与えても良いとされる人たちとのシェア機能にも優れているスマートロックは、集合住宅との親和性が高くなっています。合鍵を渡さなくても特定の人に入室を許可できることから、内見の時の立会いや鍵の受け渡しの手間が省け、条件をクリアできれば集合住宅の空き室を民泊活用するといった使い方も可能です。

実際、部屋数の多い集合住宅では管理する鍵の数もマスターキーや予備を含めると大変多く、入居者が変わる時の鍵交換の費用負担も大きいものです。日本賃貸住宅管理協会のデータによれば、賃貸住宅の平均居住期間は、65歳以上の高齢者以外の層では概ね短くなってきています。2016年下期の全国統計では、学生を除く単身者では2〜4年で転居する割合が70.5%を占め、一般ファミリー層でも54.5%が4〜6年、35.2%が2〜4年で転居となっています。このような短いサイクルで入居者が変わるなか、その度に鍵を交換する手間とコストを考えても、物理的な鍵を使うことのないスマートロックが集合住宅向きだと言えるでしょう。もちろん防犯面でも安心です。

IoT(「モノのインターネット」)だからこまめなリニューアルもでき、進化も加速

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活用事例の広がりとともに、スマートロックも様々に進化を続けています。中には、内見者・仲介会社・清掃会社などの利用者ごとに別の暗証番号を付与したり、決まった曜日の一定時刻に解錠・施錠の動作予約ができる機能を加えたものも登場しています。すでに、スマートロックと家電の連動で入室すると室内の照明が自動で点くなど、IP(インターネット・プロトコル)カメラや人感センサーとの連携で遠隔操作に付加価値を与える例や、管理会社向けにスマートロックと内見予約サービスをセットで提供する例も出てきています。

レオパレス21でも、自社仕様にカスタマイズした高機能のスマートロックを、4月より受注した10月以降の完成物件に順次採用して、当初年間約1万戸に導入する計画です。このシステムなら、クラウドサーバーとの連携で北海道から沖縄へといった離れた場所でも遠隔で認証キーを速やかに発行できますし、無理な解錠や異常な温度変化を検知するとスマートロック経由でアラートの連絡を受けることも可能です。従来の運用業務を前提として開発しているので、業務フローを大きく変更することなく業務効率を上げられますし、通常はモーター駆動で施錠・解錠を行うところ、手動式も併用しているので消費電力が抑えられ電池寿命を3年以上としています。

ユーザーの声を受けてさらなる改善・改良が可能なスマートロック。インターネットを介したIoT(「モノのインターネット」)だからこそマイナーチェンジも容易であり、その進化からはまだまだ目が離せません。入居者にとっても安全性は重要ですし、“アーリーアダプター”と呼ばれる先進性に敏感な人たちからの注目も集める物件として、差別化が大いに期待できそうです。

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