声で買い物もできる!? 暮らしをIoT化するスマートスピーカーとは

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GoogleやAmazon、LINEといったインターネット関連企業から続々販売され注目を集めているのがスマートスピーカーです。従来の音楽を聴くだけのスピーカーとは違い、AIアシスタントを搭載しているスマートスピーカーは日本でも話題となっています。

今回は、そんなスマートスピーカーの機能や特徴を説明しながら、現在販売されている主なスマートスピーカーを3種類紹介していきたいと思います。

スマートスピーカーとは

スマートスピーカーとは音声で操作ができるAIアシスタント機能を利用できるスピーカーのことで、日本では「AIスピーカー」と呼ばれることもあります。最近は日本でも利用者が増えてきましたが、2017年の調査によると、アメリカでは18歳以上の消費者のおよそ16%の人がスマートスピーカーを所有していることが分かっています。

今まではちょっとした調べごとをしたりネットで買い物をしたりする際、私たちはスマートフォンやPCを操作する必要がありました。しかし、スマートスピーカーは無線通信接続と音声操作の機能を併せ持っているため、こちらから話し掛けるだけで様々な機能を利用することができるのです。例えば「ニュースを読んで」と話し掛けるとその日のニュースを読み上げてくれますし、「音楽をかけて」と話し掛けると該当のプレイリストから音楽を再生してくれます。

声で買い物や家電操作も可能なスマートスピーカー

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スマートスピーカーの最大の特徴は“暮らしをIoT化する”点にあると言えるでしょう。
例えば、スマートスピーカーは話し掛けるだけで買い物や家電操作も可能です。実際にスマートスピーカーを家の中にある照明やテレビ・エアコン・ロボット掃除機と連携させることで電源のオン/オフなど簡単な操作ができるので、手が離せない時でも楽々と操作できます。

また、買い物に関しては現在Amazon Echoなどで一部の商品が購入可能です。
例えば「水を購入したい」と話し掛けるとAIが膨大な商品リストから候補を出し、そこからお目当てのものを購入するという仕組みとなっています。買い物はシステム上、まだそれほどスムーズではありませんが、今後スマホと同じようにアプリが開発されていくにつれどんどん快適に実行できるようになっていくと予測されます。

主なスマートスピーカー3選

スマートスピーカー
冒頭でも述べた通り、現在GoogleやAmazon、LINEといったインターネット関連会社から多彩なサービスに対応したスマートスピーカーが各種販売されています。それぞれの特徴や機能などを紹介していきましょう。

・Google Home
Androidスマートフォンでもお馴染み「OK Google」で話し掛けると起動する、音声認識AI「Googleアシスタント」を搭載している、Googleが開発したスマートスピーカーです。Googleの検索データベースやユーザーの趣向解析などの利用に加え、GmailやGoogleカレンダーなどと連携させてサービスを活用することも可能です。さらにGoogle Play MusicやSpotifyとも対応しているため手持ちの楽曲を再生することができるほか、テレビ向けアダプター「Chromecast」との連携により動画再生も可能です。

「Google Home」でできることの具体例
1. 話者に合わせた反応(選曲など)
2. YouTubeなどの動画再生
3. 音楽、ラジオなどの再生
4. 家電操作
5. アラーム、スケジュール管理など

・Amazon Echo
Amazonが開発・販売した「Amazon Echo」はスマートスピーカー台頭の先駆けとなったと言っても過言ではありません。日本でも2017年11月に招待制で販売され話題を集めました。

この「Amazon Echo」に搭載されているのが「Alexa(アレクサ)」という音声認識AIです。「Alexa」は「Amazon Echo」のほかにも「Echo bot」「Echo look」など様々な製品に搭載されており、人間の音声コマンドを認識し1秒以内にレスポンスを返すという品質の高いAIアシスタントとして評判を集めています。ちなみに「Amazon Echo」ではAmazonの通販サービスやPrime、Musicサービスと連携可能な上、今後はAmazon FireTVやKindleとの連携も予定されています。

「Amazon Echo」でできることの具体例
1. 家電操作
2. Amazonの通販サービス利用
3. メッセージの送受信
4. ニュースの読み上げ
5. 音楽、ラジオ再生
6. アラーム、スケジュール管理など

・LINE Clova WAVE
メッセージアプリでおなじみのLINEが開発したAI「Clova」を搭載したスマートスピーカーです。LINEで受け取ったメッセージの読み上げや送信ができるほか、LINE NewsやLINE Musicとも連携しているため、ニュースの読み上げや音楽再生も可能です。また、「LINE Clova WAVE」は日本向けの多彩なサービスを展開していることでも注目されています。例えば、落語や童話、昔話の読み上げなど日本人の家庭向けサービスを充実させているほか、今後トヨタ車やファミリーマートなどとの連携も予定しています。

「LINE Clova WAVE」でできることの具体例
1. メッセージの読み上げ、送信
2. 天気予報や占いの読み上げ
3. 赤外線による家電操作
4. スケジュール管理
5. 落語や童話、昔話の読み上げ
6. ハンズフリー通話(Friendsのみ)

レオパレス21も独自のスマートスピーカーを展開

各企業から続々とスマートスピーカーが販売される中、レオパレス21ではAIスピーカー搭載のスマートステーション端末を2018年1月契約の物件から新築全戸に標準装備することを発表しています。こちらはレオパレス21が導入してきた様々なサービスとの連携が可能となる組み込み型装備で、年間約1万戸への導入をしており、賃貸物件のIoT化を実現するスマートステーション端末としては国内最大規模の設置数となる見込みです。

また、レオパレス21が全国約57万戸の賃貸アパートに導入している家電制御機器「LeoRemocon(レオリモコン)」に、「Amazon Alexa」を対応させたことも発表。「Amazon Alexa」を購入すれば、音声で照明の操作ができるようになります。
今後は、テレビやエアコンの操作も可能になる予定で、生活に関する質問や物件設備に関するトラブルシューティングなど、入居者専用の機能拡大も検討しているとのことです。

海外で人気を博し、日本でも急速に普及しはじめているスマートスピーカー。今後の展開に注目です。

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