【後編】男性社員の育児休業も認定規準の1つ!『子育てサポート企業の証「プラチナくるみんマーク」を取得』〜レオパレス21〜

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前編では、レオパレス21が男性育児休暇取得率が政府目標を大きく超える21.4%を達成したことをお伝えしました。
後編ではレオパレス21が、厚生労働大臣が子育てサポート企業に認定すると付与される「くるみんマーク」を、2012年・2015年・2017年の3回取得し、2017年10月、さらに高い水準の子育てサポートの取り組みを行った企業として次世代認定マーク「プラチナくるみんマーク」を取得したことについてお伝えします。その経緯や取り組みなどを、前編に引き続いてレオパレス21ワークライフバランス推進室の国谷英吾次長(写真左)、弦本昌彦課長代理(写真右)に話を伺いました。

難易度が高くなった新基準をクリア

Q:「プラチナくるみんマーク」の取得にはどういう経緯があったのでしょうか。

国谷:レオパレス21は、これまで3回「くるみんマーク」を取得してきました。そして、2017年に「プラチナくるみんマーク」の審査基準が変わり、「くるみんマーク」と共通の認定基準に加えて、さらに取得の難易度が上がることになりました。

ただ、男性社員の内、育児休業などを取得した社員の割合が13%以上という条件に加えて、企業独自の育児休業に類似した休暇制度を利用した社員が30%以上であると同時に育児休業等を取得した者が1人以上という条件のどちらかを満たせば申請ができることになりました。

ちょうどレオパレス21では独自の配偶者出産休暇を2日間設けており、これを取得した男性社員は30%以上をクリアしていました。しかも、有給休暇の取得率も審査基準に含まれているのですが、こちらも当社では取得率が高く、基準を満たしていました。

こういったことは、当初から企業価値の向上の取り組みとして進めていこうとしていたもので、基準を満たせると判断し申請しました。そうして「プラチナくるみんマーク」の認定を受けたというわけです。

結果、認定されたのは153社(2017年8月時点)しかなく少数だったため、対外的にも良いPRになりました。

独自の子育てサポート実施が、マーク取得の条件に合致

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Q:子育てサポートへの独自の取り組みとはどういうものですか。

弦本:レオパレス21では、子育てサポートにおける行動計画と取り組みとして
1.出産した女性社員の内、子どもが1歳の誕生日まで継続して在籍している者の割合が90%以上である
2.男性社員の内、当社独自の育児を目的とした休暇制度を利用した者の割合が合わせて30%以上である
3.かつ育児休暇等を取得した者が1人以上いる
という目標を掲げ、全てクリアすることができました。

さらに所定外労働の削減とともに、年次有給休暇取得の推進策として、時間単位年次有給休暇を導入し、有給休暇の取得率は72.2%になっています。

また、法令以上の制度としては看護・介護休暇を5日から10日に増やし、育休取得時期を2歳から3歳まで延長可能にするなど、様々な取り組みを実施しています。これらの成果があったため「プラチナくるみんマーク」の申請が可能になりました。

国谷:もちろん、これらは認定を受けるためではなく、以前から女性社員の活躍、子育てと仕事の両立支援の取り組みとして行っていたものを「プラチナくるみんマーク」の申請に盛り込んだということです。

いずれも採用ブランドの強化と男性社員の育休取得促進の取り組みに着手していることによるCSRランキングの向上が目標です。このCSRランキングは国の評価基準に入っているので、企業価値を高めることにつながります。

対外的にも高評価の「プラチナくるみんマーク」

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Q:「プラチナくるみんマーク」を取得して良かった点はどんなことでしょう。

国谷:営業部では、名刺交換の際の関心を持っていただく機会になっています。名刺に「プラチナくるみんマーク」を入れているので、話のきっかけになったり、名刺を受け取った企業の人事部の担当者が興味を持って、法人営業部を通して話を聞かせてほしいと依頼される場合もあります。もちろん、その際には事実のままお話ししています。

また、「プラチナくるみんマーク」の認知度はかなり高く、特に就職希望の学生の方にはよく知られているようです。最近はワークライフバランスが充実していることが就職先選びの大事な要素になっているためではないかと思います。

また、この認定を得たことだけが理由ではないと思われますが、新卒入社の社員の定着率も向上しています。

Q:今後の目標はどういうものでしょうか。

国谷:計画期間が終了しても「プラチナくるみんマーク」の認定基準を満たしていきたいと考えています。継続していかなければ意味がありませんから、今実施していることを愚直に続けていきます。男性社員の育児休暇取得も裾野が広がってきているので、いずれは取得することが当たり前になっていくと思います。それをさらに広げ、次の認定をクリアするためには、社内の啓発が重要です。現在、男性の育休取得事例をワークライフバランス推進室専用サイトで紹介しています。今は弦本課長代理だけですが、もっとほかの事例も紹介し、男性育休特集を進めていくようにします。

弦本:事例として私のことが紹介されているのは、ある意味、誇らしいです。会社に貢献できているという実感があります。反響も大きく、社内の男性社員から「本当に育休を取って良いのか」という問い合わせもかなりありました。私の事例がほかの社員の育休取得の後押しになったことは本当に嬉しく思っています。

国谷:ただ、男性社員の育児休暇取得を促進していくだけではなく、会社として働きやすい職場づくりの構築をさらに進めていくことが重要です。休暇などの制度面のみならず、やりがい、働きがいを提供できているのかという精神面の充実については、今後の課題になるでしょう。

(プロフィール)
株式会社レオパレス21
ワークライフバランス推進室
次長
国谷英吾
1996年入社。2014年1月にワークライフバランス推進室を立ち上げ、その後は現職に。趣味は野球観戦で、セ・リーグ派。バイクでツーリング(こけないように)。

株式会社レオパレス21
ワークライフバランス推進室
課長代理
弦本昌彦
2005年入社。請負営業として入社後、賃貸営業店長を経て、ワークライフバランス推進室へ。
趣味はゴルフで、好きなクラブは「サンドウェッジ」、今後の課題は「ダフリ」と「トップ」が出てしまうスイングの矯正。

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