【前編】テレワーク推進賞「奨励賞」を受賞『働き方改革に積極的に取り組むレオパレス21』

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政府が進める働き方改革の一環として、テレワーク制度の導入が企業の注目を集めています。実際に、国土交通省が実施した「平成28年度テレワーク人口実態調査」の調査結果によると、テレワークという働き方の認知度は回答者全体の53.3%に上ることが分かりました。

一方、一般社団法人日本テレワーク協会では2000年から「ICTを活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」であるテレワークの一層の普及促進を目的とした活動のひとつとして「テレワーク推進賞」事業を毎年実施しており、2017年度はレオパレス21が「奨励賞」を受賞しました。

今回はレオパレス21 ワークライフバランス推進室の国谷英吾次長(写真右)と情報システム部IT配備課の室井孝宏課長(写真左)に受賞の経緯やテレワークの取り組み方について話を伺いました。

テレワーク推進賞「奨励賞」受賞の経緯と背景

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Q:まず、今回どういった点が評価されてテレワーク推進賞「奨励賞」受賞に至ったとお考えでしょうか。

国谷:表彰式で審査員の方々から伺った評価ポイントとしては、まず会社全体で労働生産性の向上や女性の活躍推進、障害を持つ方々が働きやすい環境を整備するといった働き方の多様化を進めており、さらにこれらを経営トップから発信しているという点が高い評価を得ていました。また、当社の営業部の契約書類等の電子化についても評価していただきました。

室井:当社では2015年の秋より、お客様に紙の契約書へサインをしていただくという従来の仕組みから、タブレット上に電子でサインをしてもらうという契約書の電子化に移行し、まず賃貸事業部で開始しました。契約書の電子化に当たり、書き心地にこだわり機器の選定なども実施しました。現在は賃貸管理部、資産管理部、請負営業部で電子対応できるよう取り組んでいます。

Q:審査員の方々から特に高く評価されたのはどのような点ですか。

国谷:審査員の方々からは、不動産業界でテレワークを実施しているという点が斬新だという評価をいただきました。表彰式で審査員の方々が審査のフィードバックをなさった時、開口一番「なぜレオパレス21がテレワークを実施しているのか、不思議に思われると思いますが……」と話されたことからも、不動産業界でテレワークを実施しているという点は特に印象深かったのかもしれません。

Q:今回受賞に至ったテレワーク推進賞「奨励賞」とはどういった賞なのでしょうか。

国谷:テレワーク推進賞は一般社団法人日本テレワーク協会が2000年度から実施している取り組みで、「実践部門」「促進部門」の2つの部門に分かれています。今回当社は実際にテレワークを制度化、実施している点や様々なモバイルITを活用して業務の効率化を行っているという点で高い評価をいただき、「実践部門」でのテレワーク推進賞「奨励賞」の受賞に至りました。

レオパレス21のテレワークへの取り組み

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Q:レオパレス21がテレワーク制度を導入したきっかけについて教えてください。

国谷:まず、働き方改革の一環として今後は当社でも働き方の多様化を検討していく必要があるという社長の判断がテレワーク導入の最初のきっかけです。
また、テレワーク導入はBCP(Business Continuity Plan)対策のためでもあります。と言いますのも、3.11の大震災が起きた際、当社でも一部業務が滞る状態に陥ってしまったところもありました。この先同じような災害が起きた時でも業務を停滞させないために、遠隔で業務が行えるような業態の導入を当社でも検討していくとし、テレワーク制度についても2015年4月から検討が開始されました。その後本格的な制度化に至るまで様々なトライアルを実施し、2016年5月から一部の従業員を対象にテレワーク制度化をスタートさせました。

Q:トライアルとは実際にどのようなことが行われたのでしょうか。

国谷:例えばテレワーク実施対象者を自分の所属部署に出勤させずに本社地下のイベントホールで仕事をしてもらい、余程のことがない限り所属部署には行かないようにするという、言わば仮想環境で業務に当たる“仮想テレワーク”をトライアルとして実施しました。テレワーク制度化に際し、コミュニケーション不足や人事評価の面で懸念される点も幾つかありましたが、色々なトライアルを実施したことで別段支障はないレベルまで達したため制度化となりました。

Q:テレワークをどのような形で取り入れているのか、具体的に教えてください。

国谷:当社では「在宅勤務」「モバイルワーク」という2つのテレワーク制度を実施しています。この内、「在宅勤務」制度において、現行では、育児・介護に従事している短時間勤務の従業員を対象に実施しています。一方、「モバイルワーク」は従業員にスマートフォンを提供しているため、出先でメールチェックや返信ができるほか、資産管理部に所属する250名程の従業員にタブレットPCを先行して配布しており、直行直帰で業務が行えるような仕組みを設けています。

当初、在宅勤務に関しては非管理職を対象に実施していましたが、途中から管理職もテレワーク制度を活用できるよう改めました。また、週2回の制度としてスタートしましたが、実施検証を経て現行制度では週4日までに拡大させています。

(プロフィール)
株式会社 レオパレス21
ワークライフバランス推進室
次長
国谷 英吾

1996年入社。2014年1月にワークライフバランス推進室を立ち上げ、その後は現職に。趣味は野球観戦で、セ・リーグ派。バイクでツーリング。

株式会社 レオパレス21
情報システム部 IT配備課
課長
室井 孝宏

1999年3月2日中途入社。入社以来、情報システム部在籍。
2005年7月からの3年間はレオパレスリゾートグアムにてリゾート施設のシステム管理を担当。
今年で42歳になるので、42を記念してフルマラソンに挑戦しようと考えてます。

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