【後編】テレワーク推進賞「奨励賞」を受賞『レオパレス21の労働環境改善における今後の展望』

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一般社団法人日本テレワーク協会が平成12年度から実施している「テレワーク推進賞」において、レオパレス21は2017年度の「奨励賞」を受賞しました。
後編では前編に引き続き、レオパレス21 ワークライフバランス推進室の国谷英吾次長(写真右)と情報システム部IT配備課の室井孝宏課長(写真左)にテレワークへの取り組みの成果や働き方改革全体における今後の展望などについて話を伺いました。

テレワークへの取り組みの成果

テレワーク推進賞
Q:実際にテレワークへの取り組みを実施してみての成果について具体的に教えてください。

国谷:私が所属しているワークライフバランス推進室は2014年1月に発足したのですが、当時従業員1人当たりの残業時間は月27.8時間でした。しかし、ここ4年の取り組みで、直近の調査によると1人当たりの残業時間が月18.3時間にまで減少しています。

室井:例えば請負事業部では契約書を紙から電子へとシフトしたことで、契約の約9割がペーパーレス契約となりました。
また、現行では契約書の内容を全てWeb上で閲覧することが可能になったため、契約書作成業務の準備業務の削減による時間の効率化や経費削減にもつながっています。また、こうした事務作業の削減によって、お客様とのコミュニケーション時間を増やしたり、問い合わせに対してすぐに回答できるといった営業力の強化にも効果を発揮しています。これらの点はテレワーク推進賞の受賞に当たり高く評価されたポイントでもありました。
また、契約書や資料を電子化しただけでなく、お客様が画面で見やすいようにファイル共有ソフトなどのツールもタブレットに搭載しています。

※2017年12月26日より賃貸住宅管理業者登録制度へ加入登録のため、契約書の一部は紙を活用中。

Q:テレワークを活用している従業員の方々からはどういった反応がありましたか。

国谷:現行のテレワーク制度については労働生産性向上を目的にするというより、あくまで育児・介護に従事している方の私生活面のサポートを目的として実施しています。例えば在宅勤務のテレワーク制度を利用すれば、育児中の従業員も子どもが熱を出したりして出勤が難しい状況にある時でも家で業務を行うことができます。

現行の在宅勤務のテレワーク制度を活用している従業員は37名おりますが、「非常に楽になった」「効率的に働けるようになった」という声も聞こえています。

働き方改革に積極的に取り組むレオパレス21の今後の展望とは

テレワーク推進賞
Q:レオパレス21で力を入れているテレワーク以外の労働環境改善への取り組みについて教えてください。

国谷:当社では今後ダイバーシティの推進を図っていく上で、女性の管理職の比率の増加を図ったり担当者に研修を行うなど、女性の活躍推進という点に特に力を入れて数多くの取り組みを実施しています。
例えば男性の育児休暇取得を促進する取り組みを経て、子育てサポート企業として2017年10月に「プラチナくるみん」(厚生労働省)に認定されているほか、2017年3月にはNPO法人ファザーリング・ジャパンが設立した「イクボス企業同盟」にも加盟しました。
このほか2017年3月には女性活躍推進に優れた企業を選定する「準なでしこ」(経済産業省・東京証券取引所)に選定されたり、健康経営優良法人として「ホワイト500」(経済産業省)に2年連続で認定を果たすなど、様々な面で労働環境改善への取り組みを評価していただいております。

また、有給休暇の消化率は2014年の時点で33%となっていましたが、年間を通じて有給消化日を事前に申請してもらうほか、夏季と冬季に合わせて5日間計画年休を取得してもらうという制度を実施したことで、2015年には有給取得率が70%を超えました。直近の調査では有給取得率が74%超となっており、これからも向上を期待しています。

Q:最後に、今後の展望についてお聞かせください。

国谷:現行の制度では、7000名ほどいる従業員の中でも「育児・介護に従事している」という一部の人しかテレワーク制度を活用できていなかったため、2017年から様々なトライアルを実施し、今期から対象の範囲拡大を予定しています。実際に条件緩和が行われますので、より多くの従業員がテレワーク制度を活用できるようになると思います。

さらに、まだ検討段階ではありますが、現在人事と総務部門でフリーアドレスの運用を今期から試験的に実施していく予定です。この取り組みが成功し、業務の効率化などにつながるようであれば全社で検討される見通しです。

室井:現在モバイルワークで使用しているタブレット端末はセキュリティに特に重きを置いているため、導入直後は従業員から利便性を向上してほしいという意見もありました。今後はセキュリティを担保しつつ、より使いやすくなるようにタブレット端末の利便性も向上させていきたいと思っております。

(プロフィール)
株式会社 レオパレス21
ワークライフバランス推進室
次長
国谷 英吾

1996年入社。2014年1月にワークライフバランス推進室を立ち上げ、その後は現職に。趣味は野球観戦で、セ・リーグ派。バイクでツーリング。

株式会社 レオパレス21
情報システム部 IT配備課
課長
室井 孝宏

1999年3月2日中途入社。入社以来、情報システム部在籍。
2005年7月からの3年間はレオパレスリゾートグアムにてリゾート施設のシステム管理を担当。
今年で42歳になるので、42を記念してフルマラソンに挑戦しようと考えてます。

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