集合住宅に何を求める?ひとり暮らし女性の働き方、暮らし方の今

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卒業や就職というタイミングに合わせて実家を出てひとり暮らしをするという女性は多いようです。
しかし、いざひとり暮らしを始めるとなるとそれまでの生活とは様々な面で違いが生じてきますし、特にお金の使い方に関しては自分自身ですべて管理する必要が出てくるため、シビアになってくると言えます。
ここでは、実際にひとり暮らしの女性が自身の働き方や暮らし方に何を求めているのかについてまとめてみました。

ひとり暮らしに必要な家賃、生活費について

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そもそも働いている女性がひとり暮らしをするに当たって、1ヵ月で必要とする金額とはどのくらいなのでしょうか。まず家賃についてですが、SUUMOが実施した調査によると20代社会人のひとり暮らしでの家賃相場は首都圏の場合7万414円、関西で5万8705円、東海で5万4388円となっています。さらに東京都内でワンルームの家賃相場が最も低い地域が多摩市、あきる野市、羽村市となっており、共に4.3万円とされています。

また、月収によって家賃相場に格差も見受けられます。例えば常陽銀行が提示するデータによると手取り15万円の方の場合は家賃相場が4.5万円となっていますが、手取りが20万円になると家賃相場も6万円に上昇しています。そして、国税庁の平成26年分民間給与実態統計調査によると、20代の女性における年収で最も多い分布が230〜290万円となっていますので、平均的に見て手取りはおよそ15〜18万円となります。ここから、20代女性の家賃相場はおよそ6万円が妥当と言えるでしょう。

さらにひとり暮らしの女性の場合、年代によって家賃を除いた生活費にも差が生じています。実際に総務省が調べたデータによると、34歳までの働いている女性の場合、家賃を除いた生活費の相場が12.3万円なのに対し、35〜59歳の女性の場合は15.2万円と上昇傾向にあることが分かります。一方で、20代後半を過ぎると親戚や友人の結婚式や出産祝いなどで予定外の出費が増えることも多いので、時期によっては節約する必要があるかもしれません。

ひとり暮らしの女性が集合住宅に求めるもの

近年、ひとり暮らしの独身女性を狙った犯罪が増えてきていることから、防犯面を重視する傾向が強まっています。実際に、「夜でもある程度、人通りがあって街灯が明るい立地であること」や「部屋が2階以上であること」「オートロック完備であること」など、防犯性の高い集合住宅を希望する女性は増加しています。ほかにも地震対策として「耐震性が優れている」「地盤が強い立地」といった条件を掲げる傾向も、特に東北大震災後から高まってきています。

男性の場合は、家賃や場所が希望に近ければどんな物件でも構わないというケースも多いようですが、女性はそうはいきません。女性の場合は上記に挙げたような防犯面を意識する方がほとんどですし、築年数が古い物件に抵抗があるという方も少なくはないようです。そのため、一般に家賃は収入のおよそ3分の1程度が適していると考えられていますが、女性の場合については、希望する条件をすべて叶える住宅に住むとなると事前の設定金額をオーバーしてしまうことも珍しくはありません。

広がる女性の働き方の多様性

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例えば、結婚や子育ては、女性にとっては特に大きな意味を持つ人生のターニングポイントと言えます。
しかしひとり暮らしをしていると、将来のために貯金をしようとしてもなかなか思うように金額が貯まらないということも珍しくはないようです。また、会社勤めをしているとお給料から年金や健康保険料が天引きされた分を受け取りますが、フリーランスやアルバイト生活を送っている場合は受け取った後から全て自分で支払わなくてはなりません。そうなると自分が好きに使える金額も限られてくるほか、生活に余裕がなくなってくる可能性もあります。

また、正社員ではない場合、契約や派遣社員、パート社員として働いていることに対して、「将来へのスキルやキャリアアップにつながらない」「長く働ける保証がない」といったイメージを持つ方も多いようです。しかし、近年では特に若者世代を中心として、こういったマイナスイメージが払拭されつつあります。といいますのも、自分の趣味を続けながらの勤務や、将来の目標のための勉強と両立が可能という面をプラスに捉えて、あえて正社員以外の道を選ぶという方が増えているからです。加えて、最近は昔よりも賃金がアップしたため、正規雇用でなくても生計を立てることができる程度の収入が得られるようになってきました。そのため、今後さらに独身女性の働き方のひとつとしての地位も確立されていくことが予想されます。

ひとり暮らしのいちばんのメリットは自由に過ごせることです。しかし、特に女性の場合は、身の安全を守るためにも、夜でも街灯が明るく人通りがありセキュリティが完備されているなどの、防犯性の高い集合住宅を希望する方が増加しています。


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