【後編】従業員エンゲージメントを高める!「褒める」働き方改革のためのコミュニケーションツール「Goodjob!」『褒める風土による職場環境や業務への効果とは?〜株式会社EVERRISE〜』

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Goodjob!
「Goodjob!」は従業員エンゲージメントを高める社内コミュニケーションツールとして、2018年6月にリリースされました。
ポジティブなメッセージを送り合って褒める文化をつくることは、働き方改革における効果も期待できます。
後編も引き続き、株式会社EVERRISE Goodjob!事業部 事業部長の中川淳氏とコーポレート本部広報担当の船崎桜氏に、「Goodjob!」がもたらす働き方改革に関連する効果や、導入企業からの反響などについてうかがいました。

「Goodjob!」で人間関係を円滑にすることは働き方改革につながる

Q:「Goodjob!」の導入によって、働き方改革においてはどのような効果が期待できるでしょうか。

中川:働き方改革の取り組みに関する帝国データバンクによる調査で、企業が最も重視している目的は「従業員のモチベーションアップ」という調査結果があります。
また、エン・ジャパンによる調査では、仕事の満足度に関連する要因として、「仕事のおもしろさ」の次に挙げられていたのが「人間関係の良さ」でした。
人間関係が円滑になれば、従業員のモチベーションアップにつながり、従業員エンゲージメントの向上によって、定着率が高まると考えられます。
また、人間関係が円滑で良好なコミュニケーションがとれれば、業務の無駄がなくなって生産性が向上することも期待できます。

人間関係の円滑化に必要とされるのは相互理解や承認です。「Goodjob!」はポジティブなコミュニケーションを通して、お互いへの承認が可視化されるツールです。

船崎:例えば、床に落ちていたゴミを拾った人が、それを見た人から「グッジョブ」を送ってもらうと、「見てくれていたんだ」と嬉しい気持ちになると思います。
そういったことの積み重ねで職場の雰囲気が明るくなり、「もっとコミットして働きたい」という気持ちを生むことにつながると考えています。日本企業には褒め合う文化があまりありませんが、「Goodjob!」を使って褒め合って認め合うことで、何でも言い合える関係性を目指すツールでもあります。

「Goodjob!」には社内広報の役割や周りの人をよく見るようになる効果も

Goodjob!
Q:「Goodjob!」の導入状況はいかがでしょうか。

船崎:2019年12月現在で、登録企業数は約170社、約2000アカウントが運用されています。
「Goodjob!」はどのような業種や業態、規模感でも使えるツールだと考えています。チャンネルという機能があり、部署ごとに分けて掲示板を使うこともできますので、特に大企業では全体の掲示板に上げにくい小さなことを、チーム内の掲示板で上げていただくといった使い方もできます。

Q:「Goodjob!」を導入している企業からの反響を教えてください。

中川:同じ会社の中でも、他の部署の人が何をしているのかわからなかったりしますが、「Goodjob!」を導入することで、どんな人柄なのか、どんな仕事をしているのかがわかり、社内広報の役割を果たしているというお話はよく聞きますね。

飲食店では、お客様のビールが空になっていないか、そろそろフードのオーダーをとりに行った方がよいかなど気を配る必要があります。
そうした対応がとれる接客スキルの高い人と、積極的に「Goodjob!」で投稿している人が一致していることがわかり、面白かったという声をいただいたこともあります。
「Goodjob!」を導入したことで、スタッフが周りをよく見るようになり、サービスの質の向上につながったというお話も聞きました。

会議などのデスクワークの仕事でも、「これグッジョブだね」という言葉が出て来るようになるなど、人の良いところを見るようになり、褒める文化に近づいたとの声がありました。

Q:他にも「Goodjob!」を利用されている企業が得られている効果はありますか。

船崎:人事の方の使い方ですが、先月までは50%くらいスタミナを消費して「グッジョブ」を送っていた人がいた人が、今月はまったく送っていない場合、「Goodjob!」を見る余裕がないくらい仕事がパンクしているのではないかというアラート(警告)になります。実際にそういうところを見ている企業もあります。

中川:管理画面では、誰から誰に送っているか見ることが可能ですので、同じ部署なのに一度も「グッジョブ」などを送り合ったことがないと、その人たちは折り合いが悪い可能性が考えられます。
反対に部署が違い、業務上でのやりとりもないのに、「グッジョブ」などを送り合っている場合、当事者たちは社内情報のハブになっていることが考えられます。
色々な人とやりとりをしている人はまわりを見ているので、会社にとって業務を円滑にするのに必要な人材なのだと捉えることもできますね。

Q:「Goodjob!」を展開していく中で、課題と感じられている点はありますか。

中川:「Goodjob!」の導入をご検討いただいている企業から、導入効果を尋ねられることがありますが、効果を数値化しにくいのが課題です。
導入企業からは組織風土が改善したという感覚的な評価をいただいているものの、従業員エンゲージメントに関して具体的に何%向上したなどと費用対効果を測りにくいというのが現状です。

また、「Goodjob!」を導入いただいた企業に、ツールをいかに定着させていくかということも課題です。
そこで、導入時にはリードしてくれる人が重要な存在となります。担当者が積極的に掲示板に投稿すれば、後の人は、「グッジョブ」などを選んでポイントを送るだけで成り立ちます。
慣れて来て「こういう投稿をしていいんだな」という雰囲気ができると、意投稿してくれる人は徐々に増えてきますし、意外な人が投稿してくれて熱い思いに触れることもあります。

投稿の基準は難しいですが、「ゴミを拾ってくれた」「蛍光灯を替えてくれた」「お土産を買ってきてくれた」といったカジュアルな内容から始めることをおすすめしています。

今後はシステムとの連携やデータの分析を推進

Goodjob!
Q:「Goodjob!」の今後の展開などについて教えてください。

中川:「Goodjob!」の今後の展開として考えていることは二つあります。
一つ目として最近は業務がシステム化されて、進捗管理などにツールを使っている企業が多いため、そうしたシステムと連携し、頑張っている人にスポットライトが当たるのを自動化する仕組みを考えています。「営業が成約をとった」「提出物をきちんと出している」など、自動的に褒めるべきことが投稿されれば、ポイントを送りやすくなります。

二つ目は、人事担当者がチェックする数値の分析を強化することです。
利用状況を数値化してエンゲージメントの指数を出すなど、人事がモチベーションや社内の動きを感知しやすいツールにすることを考えています。

<プロフィール>
株式会社EVERRISE
Goodjob!事業部
事業部長
中川淳氏

シンガポール出身。立命館大学卒。2010年に新卒1期生として株式会社EVERRISEに入社。アドテク関連のシステム開発を複数経験後、ベトナムオフショア拠点を立ち上げる。帰国後はマーケティング部門の創設や自社プロダクトの開発に従事。自ら開発したコミュニケーションツール「Goodjob!」を事業化し、事業責任者を務める。

株式会社EVERRISE
コーポレート本部 広報担当
船崎桜

2013年朝日新聞社入社。記者として、厚生労働省、民間企業、司法など幅広い分野での取材に携わる。データ活用やマーケティングの世界に惹かれ、2019年に株式会社EVERRISE入社。広報として、「Goodjob!」をはじめとする自社開発プロダクトや「DX(デジタルトランスフォーメーション)を技術で支援する」会社の魅力を伝えるべく取り組み中。

株式会社EVERRISE
https://www.ever-rise.co.jp/

Goodjob!
https://goodjob.today/

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