【後編】ダイバーシティの推進に貢献!介護離職ゼロを目指す企業をサポートするサービス「わかるかいごBiz」とは?『介護で仕事を辞めない社会の実現へ〜株式会社インターネットインフィニティー〜』

ケア

関連キーワード
インターネットインフィニティー
介護離職ゼロを目指し、株式会社インターネットインフィニティーでは、従業員の仕事と介護の両立を支援する企業をサポートするサービス「わかるかいごBiz」を提供しています。前編では主に、サービス概要について伺いました。

後編では引き続き、株式会社インターネットインフィニティーWebソリューション部法人営業グループの寒河江佑太氏と同部署、コミュニケーションデザイングループで介護アドバイザーを務める吉井しのぶ氏に、「わかるかいごBiz」を利用する企業や従業員からの反響や課題などを伺います。

遠距離介護の支援などで、介護による負担を軽減

インターネットインフィニティー
Q:「わかるかいごBiz」を利用されている企業からの反響や支持されている理由などを教えてください。

吉井:弊社の「介護コンシェルジュ」にご相談いただいた従業員の方からは、「負担軽減につながった」「何から始めたらよいかわからなかったので整理ができた」といったメールをいただくことが多いですね。
介護施設にはどんな種類があるのか知らず、「特別養護老人ホームがよい」と希望していても、実際には入居対象者に該当しないケースもあります。
ご相談いただくことで、どんな施設に入ればよいか、把握できるようになります。また、ご家族が施設への入居を拒否されているケースでは、お声がけの仕方をアドバイスしたことで、「お陰様で入所につながった」との声をいただいたこともあります。

また、ご家族の想いや悩みを傾聴することが大切だと考えています。
介護は家族間のいろんな問題が絡んできますが、会社の人には相談しにくいのではないでしょうか。介護に直面したことがない人にはわかってもらいにくかったり、「親が認知症で」とは会社の人には話しにくかったりする面もあります。解決には至らないこともありますが、「話すことですっきりして落ち着いた」といわれることもありますね。

Q:実際にどのようなケースで従業員の方の負担の軽減に貢献されていますか。

吉井:遠距離介護のケースです。遠距離介護は介護保険を申請しに行くのにも、休みをとって帰省して地元の地域包括支援センターに行かなければならないと思う方が多いのですが、電話で申請の手続きを依頼することもできます。
ただし、地域包括支援センターは忙しいため、積極的に動いてもらえないこともあります。そこで、弊社のアドバイザーが地域包括支援センターに電話して緊急性を伝えることで、当日や翌日に担当者が従業員の親御さんのところに足を運び、介護認定の申請につながったというケースもあります。
そうすれば、介護認定の申請のときは会社を休まずに済ませられて、認定調査のときだけ休みをとって帰るといったことができます。

「介護コンシェルジュ」は、このようなお節介すぎるサービスとして、従業員の方のひと手間を省いていきたいですね。

Q:「わかるかいごBiz」を利用されている企業の人事担当者からの反響はいかがですか。

寒河江:「専門性があるので助かる」という声をいただくことが多いです。
介護休暇の制度について、申請方法や法定を上回る制度とする場合にどういった状態で利用できるものとするか、制度設計のアドバイスも行っています。
また、介護に関する従業員の方からの問い合わせに対して、人事のご担当者が回答するのが難しいことは、弊社を使っていただくことで課題解決が図れます。

介護離職予防には事前準備も必要

Q:「わかるかいごBiz」を展開して、課題と感じられている点はありますか。

寒河江:介護は育児と比較されることが多いのですが、育児休暇と比較して、介護休暇の取得率はまだ低く、介護と育児の両立はまだ浸透していません。育児と仕事の両立はここ数年で制度面などの対応が終わっている企業が出てきていますので、「わかるかいごBiz」について問い合わせいただく企業には、育児が終わったから次は介護という企業もありますね。

育児は準備期間もあれば、体験されている人も多いのに対して、介護は急に必要になることもあります。実際に直面しないと自分ごととして考えられない人が多いため、介護離職を予防するための事前準備ができている人はあまりいません。そこが課題だと感じています。

介護予防にも力を入れ、全国に拡大していきたい

インターネットインフィニティー
Q:「わかるかいごBiz」の今後の展開について教えてください。

吉井:最近は介護の準備に取り組む企業もあり、セミナーでは元気なうちにやっておくとよいことなど、介護予防についてお伝えすることもあります。「介護コンシェルジュ」でも、「もし、介護が必要になったときのために知っておいた方がよいことはないですか?」と聞かれることもあります。仕事と介護の両立支援として、介護の準備をしていくことで将来の負担の軽減につなげられるように取り組んでいきたいです。

寒河江:「わかるかいごBiz」は、今は大手企業の利用が中心ですが、中小企業も含めた多くの企業に導入いただけるように進めていきたいです。
弊社の「介護セミナー」では、介護予防の講義と実際に従業員の方に介護予防運動を行っていただくといった取り組みもやっています。介護離職を防ぐには事前準備が大切ですので、介護予防に関するコンテンツも拡充していきたいですね。

<プロフィール>
株式会社インターネットインフィニティー
Webソリューション部法人営業グループ
寒河江佑太

2016年株式会社インターネットインフィニティー入社し、リハビリ特化型デイサービス「レコードブック」で運動指導員を務める。2017年にシルバーマーケティング支援「ケアマネジメント・オンライン」を担当。2018年から仕事と介護の両立支援サービス「わかるかいごBiz」の法人営業を行う。

株式会社インターネットインフィニティー
Webソリューション部法人営業グループ
コミュニケーションデザイングループ
吉井しのぶ

慶應義塾大学を卒業後、デイサービスに勤務しながら介護福祉士、介護支援専門員の資格を取得。2011年よりインターネットインフィニティーへ入社し、ケアマネージャーとして勤務。2015年からは、介護相談窓口での介護相談サポートを通じて従業員の仕事と介護の両立を支援。また、高齢者とそのご家族、両方の視点から介護を支えてきた経験を基に企業の従業員向け介護セミナーにて講師も務める。

インターネットインフィニティー株式会社
https://iif.jp/

わかるかいごBiz
https://wakarukaigo.jp/cm-content/introduction/

その他のおすすめ記事

その他のケアの記事

キーワード一覧

 ページトップ